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今はあまり使われていない?アクリル塗料の特徴や注意点を解説!

公開日:2022/12/15  最終更新日:2022/12/02


外壁塗装などで使われるアクリル塗料は価格の安さと扱いやすさから人気があり、DIYで使ったことがあるという方も多いでしょう。しかし、現在の塗装業界では、アクリル塗料は主流ではなく、あまり使われていないようです。ここでは、アクリル塗料のメリット・デメリット、そして特徴や使用する上での注意点について解説します。

塗料の中で一番安いアクリル塗料とは

塗料にも種類がいろいろありますが、アクリル塗料にはどのような特徴があり値段などはいくらなのか解説します。

アクリル塗料の特徴

アクリル塗料はアクリル系の合成樹脂が主成分の塗料です。耐久年数は3~7年ほどと短いのが一般的です。透湿性があって湿気がたまりづらく、発色がよく変色しにくいという特徴があります。

ほかの塗料と比べて希釈や撹拌など使用時の扱いが簡単なので、DIYなどで人気です。安価ですが、塗料としての耐久性がシリコン塗料やフッ素塗料、無機塗料などと比較すると低いため、現在は住宅の屋根や外壁など、紫外線や風雨など、耐候性が求められる場所の塗装では使われることは少なくなっています。

アクリル塗料を使用するメリット

使われることが少なくなっているというアクリル塗料ですが、市場から消えたわけではありません。使用するメリットはどのようなところにあるのでしょうか。見ていきましょう。

低コスト

価格の安さがアクリル塗料の一番のメリットです。アクリル塗料の平米単価は1,200円~1,500円ほどで、現在普及しているシリコン塗料の平米単価が1,800円~2,800円と考えるとかなり安く抑えられることが分かります。

発色がよい

アクリル塗料は発色がよく、カラーバリエーションも豊富なので、鮮やかな色合いで塗装できます。商品の種類も多く、各メーカーから多くの商品が販売されています。色の再現性に優れているので、発色を重要視する方には選択肢の幅が広がる塗料です。アクリル塗料には、水で希釈した水性塗料とシンナーで希釈した油性塗料があります。

素人でも扱いやすい

塗料には1液型と2液型があります。2液型は主剤である塗料に硬化剤を混ぜて使うタイプです。混ぜる際に主剤と硬化剤の比率に注意しなければ硬化不良を起こすなど、素人には扱いが難しい点があります。

一方、アクリル塗料は1液型タイプで、硬化剤を混ぜなくても水やシンナーで薄めるだけで塗装ができます。硬化の度合いを気にする必要がないため、残った塗料を後日使うことも可能です。そのため、外壁塗装の世界ではあまり使われなくなったアクリル塗料ですが、DIYなどでは今でも人気です。

アクリル塗料を使用するデメリット

アクリル塗料が使われなくなってきた理由となるデメリットには、どのようなことがあるのか見ていきましょう。

紫外線に弱く劣化が早い

アクリル塗料最大のデメリットが劣化の早さです。紫外線に弱く、耐用年数も約3~7年と短いため、頻繁に塗り替えるなどのメンテナンスが必須です。数年で建物の塗り替えをするというのはかなり費用がかかることになります。

ひび割れする

塗膜が硬いためひびが入りやすく、剥がれやすい性質があります。ひび割れや剥離によって雨などが入り、外壁材の保護機能が失われます。また、外壁素材が露出すると見た目も非常に悪くなります。機能面からも美観からも早い段階で塗り替えが必要となります。ただし、現在では微弾性アクリル塗料などもあり、こちらは従来のアクリル塗料よりはひびが入りにくい材質となっています。

透湿性が高すぎる

透湿性がよいのはデメリットでもあります。外部に湿気を逃がす効果はありますが、逆に外部の湿気を中に通す性質もあります。湿度が高くなりやすい環境の建物には不向きです。

アクリル塗料を使うときの注意点

メリットとデメリットを踏まえ、アクリル塗料を使う際の注意点を見ていきましょう。

ランニングコストを考える

耐用年数の短いアクリル塗料は、短期間で塗り替える必要があります。しかし、そのたびに業者に依頼することを考えると、塗料自体の単価は安くとも、職人の人件費や足場設置費用などがかかり、ランニングコストは非常に高くつきます。塗料の安さだけで選ばず、トータルでのコストパフォーマンスを考えて塗料を選択するようにしましょう。以上のような点から、アクリル塗料は数年以内に取り壊す予定のある建物や、内装や家具など紫外線の影響を受けない物に対しての使用が適しています。

まとめ

以前は住宅の屋根や外壁などにもよく使われていたアクリル塗料ですが、耐候性の低さから、外壁塗料としては最適な選択肢とはいえません。現在ではより高性能なシリコン塗料やフッ素塗料、無機系塗料等に主流が移行しています。しかし、低コストで塗装できるアクリル塗料にもまだ魅力はあります。中でも、その安さと扱いやすさはDIYにもっとも適しているといえるでしょう。素晴らしい発色とツヤのよさを発揮するアクリル塗料は家具のリメイクなどに最適です。屋根・外壁の塗装にはその場所、材質に合った耐用年数の長い高性能な塗料を費用対効果などトータルで考えて選びたいものです。最適にうまくメンテナンスして、建物の美しい外観を維持しましょう。

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