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水性塗料は水にぬれても大丈夫?油性との違いも解説!

公開日:2022/02/15  最終更新日:2024/02/01


塗料には水性塗料と油性塗料があります。ほとんどの方は、この2つの違いについて知らないのではないでしょうか。ここでは、水性塗料は水に強いのか、水性塗料と油性塗料の違い、水性塗料のメリット・デメリットなど外壁塗装を行う前に知っておきたい知識について解説していきます。

水性塗料は水に強いの?

水性塗料はその名の通り、水が含まれています。「水がかかると流れてしまうのでは?」と考える方もいます。せっかく塗料を塗っているのに、流れてしまったり、機能が落ちたりしては意味がありません。実際、水性塗料は、乾く前に水に触れると流れてしまう可能性があります。しかし、いったん乾いてしまえば塗料に含まれる水は蒸発しているので、適切に施工されていればその心配はありません。

水性塗料と油性塗料の違いとは

水性塗料、油性塗料の違いを知る前に、まず塗料がどのようなもので構成されているか知っておきましょう。塗料は多くの原料を使用して構成されています。

塗料の元となるウレタン、アクリルなど石油を原料とする樹脂成分、エタノール、トルエン、水などの樹脂成分などを捉えて滑らかに広げる役割を持つ溶剤(希釈剤)、液だれ、艶消し、塗膜保護、消泡を目的にする添加物、塗料につける色を出すための顔料が主な成分です。

これらの成分は、植物、動物、元は生物の化石である石油などの有機物から作られます。これらの多くは、生物や生物の死骸から人間が利用しやすいように精製したものです。

水性塗料は塗料を構成する溶剤(希釈剤)が水であるもの、対して油性塗料はエタノール、トルエンなどの有機溶剤であるものです。もともと、塗料は油性塗料が使われており、水性塗料はありませんでした。

しかし、有機溶剤を使用する油性塗料の匂いは、大雑把にいうと「油性マジックを開けたときの匂い」を強烈にしたようなもので、作業する職人はもちろん、施工が行われている近隣の住民、施主、その家族の健康を害するほどです。

具体的には「めまい」「立ちくらみ」「吐き気」「頭痛」「中毒症状」「匂いの付着」などがあります。現在、シックハウス症候群、化学物質過敏症として問題視されている症状と同じです。これを解決しようと登場したのが水性塗料です。

水性塗料は有機溶剤の代わりに水を使用しているので、匂いがないわけではありませんが、油性塗料と比較してかなりマイルドです。匂いだけでなく、上記のような健康被害が少ないのが特徴で、価格も安いので多くの現場で使われてきました。

しかし、登場当時は油性塗料と比較して紫外線による劣化、ゴミ、風雨に対する耐久力などが劣っており、相対的に塗り替え頻度が多くなるものでした。現在は水性塗料にも高性能で耐久性の高いものが登場しているため、この点はそれほど心配する必要はないといえます。

水性塗料のメリット

水性塗料の最大のメリットは、強い臭いがしないということです。希釈材に水を使用しているので、リフォーム工事中にありがちな気分が悪くなるといった心配がありません。

油性塗料にはシンナーが含まれており、乾燥する際に蒸発することで特有の臭いが発生します。一方、水性塗料は水分のみが蒸発するので、嫌な臭いを発する心配がありません。

また、シックハウス症候群や大気汚染の原因とされる「VOC(揮発性有機化合物)」の排出が少ないことから、人にも環境にも優しい塗料と言えます。シンナーを含んでいないので、引火のリスクが低く、管理や扱いが易しい点も特徴的です。

水性塗料のデメリット

水性塗料は、油性塗料と比べて乾燥しづらいという弱点を持ちます。そのため、気温が低い時期や湿気の多い時期は塗装作業に向いていません。

なるべく暖かく晴れている日を選んで塗装を行う必要があります。季節に左右されるので、場合によっては工期が長くなってしまうケースもあるでしょう。

また、水性塗料は、窯業系サイディングやモルタルなどの素材には馴染みやすいですが、アルミやステンレスなどの金属部分には、密着しづらいという特徴があります。屋根の下塗りや雨どいなどの塗装には適していません。

どうしても水性塗料を使用したいという場合には、下地をサンドペーパーで磨いたり、下塗りに油性塗料を使用したりといった方法があります。気になる方は、知識や実績が豊富な業者に相談してみましょう。

油性塗料のメリット

油性塗料は、耐久性の高さと仕上がりの美しさが魅力的です。シンナーなどの有機溶剤によって、耐久性の高い油膜を作ることができます。

油性塗料を塗った直後はハケの跡が残っていますが、乾燥とともに気にならなくなります。仕上がりは、デコボコのない美しい塗膜となります。

外壁が劣化する原因には、紫外線によるダメージが挙げられます。紫外線のダメージを受けることで、色褪せやチョーキング現象などが発生しますが、油性塗料は紫外線に強い塗膜を形成することができるので、住宅の寿命を長持ちさせることができます。

また、油性塗料は、細部への浸透性の高さも特徴的です。気温や湿気などの環境に左右されにくく、早く乾燥することや素材を限定することなく、塗装できるのもメリットの一つです。

金属素材への塗装が可能であったり、下地塗りが必要なかったりといった特徴から、水性塗料ではカバーできない範囲の塗装に最適です。

油性塗料のデメリット

油性塗料が敬遠される一番の理由は、シンナーの臭いではないでしょうか。油性塗料は、健康被害や環境破壊が問題視されている「VOC(揮発性有機化合物)」を輩出することから、施工の際には近隣への配慮が欠かせません。

また、油性塗料に含まれるシンナーは引火性が高いという性質を持っているので、保管場所や管理方法には細心の注意を図る必要があります。なお、近年は弱いシンナーで溶かすことのできる「弱溶剤」と呼ばれる塗料の開発も進められています。

従来の溶剤塗料に比べて刺激や臭いが軽減されているので、注目を集めています。もちろん、人や環境への影響も最小限に抑えられます。

まとめ

水性塗料は水に強いのか、水性塗料と油性塗料の違い、水性塗料のメリット・デメリットについて解説してきました。水性塗料、油性塗料ともにメリット・デメリットがあることがお分かりいただけたでしょうか。正しく製品の特徴を理解する事で、適切な施工ができるようになります。自身に合った製品を選択するようにしましょう。こちらで紹介した内容を、塗料を使用する際の参考にしてみてください。

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